前回の記事で、「私たち消費が消費者スタイルを変える事が、産業のあり方や社会の方向性を変えられる鍵」というお話しをいたしました。
今回の記事では、皆さまに具体的アクションをイメージしていただければと考え、ブルーパロットで日々行っている具体的な取り組みや、従業員たちが私生活で取っている行動などをご紹介したいと思います。どれも難しい事はありません、皆さまもすぐに真似していただけるものがたくさんです。
楽しそうなもの、簡単にできそうなもの、挑戦してみたいもの...。どれからでも良いと思います、ぜひ1つでも取り入れてみてください。大切なのは実践し、続けていくこと。
ブルーパロットの環境にいいこと
丁寧に修復加工したアンティーク品を販売する事で、古いものを長く使い続ける暮らしを提案しています。
家庭で不要となった家具や食器を引取り、丁寧に修復加工を行う事で、廃棄物を削減しながら物や文化を次世代に繋いでいます。
修復加工の出来ない状態の家具などはそのまま廃棄せず、金具や部品を取り外して活用することで、破棄されるパーツを最小限に留めています。
当店で購入いただいた家具は何年後でも可能な限りメンテナンスを行い、破棄される事から品物を守っています。
家具の修復で使う木材の端材を有効活用して、子供用の小さな踏み台を作っています。
ご注文商品の発送時に使う緩衝材は、リサイクル資材を利用しています。
食器小物類を掃除する際に使用する洗剤は、合成洗剤ではなく生分解性洗剤を使用しています。
店頭での商品梱包は安全性を重視しながら、手提げ袋やビニール袋の省略などできるだけ簡易包装を行っています。
店頭のレジでは、レシートはご希望の方のみお渡しし資源の有効活用と紙ゴミの削減をしています。
店内の掃除道具は、使い捨てではなく可能な限り全て詰め替え可能なものを使用しています。
従業員の夏の制服は再生コットン製のものを使用しています。
従業員・お客様スペースのハンドソープは人体にも環境にも優しい弱酸性・生分解性のものを使用しています。
オンラインショップご注文時の請求書・納品書・領収書はご希望がない場合は省略するか電子データにてお渡しし、資源の有効活用と紙ゴミ削減をしています。
家具の修復加工時の清掃などに使う布は、家庭から出る古着等を再生して作られた布を使用しています。
店内の電球は、順次 低消費電力で有害物質を含まないLED電球に切り替えています。
店舗の電力は、CO2を排出しない再生エネルギー発電電力の供給電力会社を選んでいます。
ダイレクトメールや顧客管理などに伴う紙の利用を削減するため、メールでのご案内送信や情報管理のデジタル化を進めています。
物流業者を利用する事に伴うCO2余剰排出を削減するため、京都市内のお客さまには自社で商品をお届けしています。
スタッフの環境にいいこと
私は環境への負荷が高い食肉をやめ、菜食を実践しています。
私は食品を買う時は賞味期限の一番近いものを積極的に購入してフードロス削減に貢献しています。
私は化学繊維を使っていないローカボンエミッションの靴を履いています。
私は化学繊維の服ではなく自然素材・繊維の服を選んで着ています。
私はビニールやプラスチック包装された製品ではなく、紙包装もしくは包装なしの商品を選んでいます。
私はCO2を排出する車やバイクではなく、自転車で通勤しています。
いかがでしたでしょうか。
環境に配慮した生活=サステナブル・ライフスタイルって楽しくて気持ちがいいですよね。自分だけでなく、周囲も大切にすることで心のゆとりも生まれ、日常生活に深みが増すのをスタッフ一同実感しています。
この記事を読んで、皆さまに1つでもアイデアを持ち帰って実践していただければ嬉しく思います。