着物の細かな柄や、髪の生え際、傘の透かしなど、細部にわたって細かく掘られ、多色で擦られた見応えのある一枚です。
絵師、彫師、摺師が分業し手作業で版画を制作していた最後の時代と言われる頃のもの。
文明開化を感じる女性の着物の着こなしとともに、消えていった職人技をも感じ、つい時代の移り変わりに思いを馳せる そんなお品です。
古版画は和紙一枚の状態であることがほとんどです。 「現代のインテリアの中にも、古き良きものを 楽しく飾って、眺めて欲しい。」そんな想いから 当店では、箱から出したらすぐに飾っていただけるよう、額装した状態でお届けしています。
版画を引き立て、空間に馴染む額装を施しています。
版画に合わせて一枚一枚選んだカラーマット(絵の周りのシート)は、版画を固定しつつも版画が引き立つように切り出して誂えています。(※ こちらは清楚で上品な薄緑色です。)
さらに絵を引き締めるシンプルな額は、黒塗り風のものを採用。
表面は、ガラスよりも軽く扱いやすく軽いいアクリル版となっています。
伝統とモダンが融合したアートをお楽しみください。
額のサイズ(cm) |
大衣 W41×H52.5×厚み2 |
絵師 |
揚州周延 |
題名 |
「真美人」(文明開化)
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推定年代 |
明治30年(1897年) |
配送種別 |
140サイズ
こちらは梱包された状態での玄関渡しとなります。開梱設置をご希望の場合はご注文時に備考欄にその旨ご記載ください。 |