矢立(やたて)とは、筆と墨(墨液)を一緒に携帯する為使われていた和文具です。持ち手の筒の中は空洞になっており、細筆が収納できる様になっています。先端の墨壺(すみつぼ)の蓋を開けると綿が詰められており、そこに墨汁を滲み込ませ、根付(ねつけ)などを用いて紐で帯から吊るして携帯しました。外出先で帳面などに字や絵を書く時などに使用されていました。万年筆が普及する以前、明治時代や大正頃もこうした矢立を使う人も多かった様です。
サイズ: W4×D26×H5.5 cm
配送種別: 60サイズ
※こちらは梱包された状態での玄関渡しとなります。開梱設置をご希望の場合は当店までご連絡ください。